ドヤジのメモ帳

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変愚蛮怒を人に勧めるお話

この記事は Roguelike Advent Calendar 2014の7日目の記事です。


それなりにローグライクに入れ込んでいたので、
久しぶりになんか書くことにしました。
で、自分が書ける範囲のお話でてきとうに。
入れ込んでいたゲームなので、当然他の人にもお勧めしていたのでっていう。


○お勧めするときのネックとなる点。
1、グラフィックの無い
2、使うキーの多さ・移動(とくにテンキーなしPCユーザーには絶望的)
3、アイテム収集型の長時間RPGの死亡=ロストが当然


1つめ、
グラフィックが無く全て文字っていうのは、まずネックとなる部分です。
タイルって手もありますが、DungeonCrawlと違って、変愚蛮怒の場合気休め程度にもならないです。
あと、このご時勢では動画受けしないのもマイナスポイントかも。
ゲームは遊んでなんぼですってことで。慣れると視野が広くて遊ぶ分には快適ですよとか。


2つめ、
一つ一つのコマンドに逐一コマンドが割り当てられているので、
操作を覚えられないで断念するって
変愚蛮怒だと、Enterキーで各種コマンドを選択でき、その横にコマンドが書いてあるので、
それを参考に覚えられますよとか。
あと、問題となるのが移動。テンキーつきのPCなら良いのですが、
テンキーなしの場合普通はhjklyubn移動になるわけで。
自分の場合、当初はテンキー付きのPCで遊んでいて、某IRCに入るようになったころ、
そこで、hjklyubn移動のが速いよって脅されお勧めされてhjklyubnに乗り換えた。
DDRの矢印の位置と同じって覚え方をして、
おかげでテンキーなしのノートPCでも問題なく遊べるようになったわけですが、
テンキーなしPCな人には一番ネックとなる部分だと思う。
あと、マクロと自動拾い。PCローグライク特有で他のゲームにはなかなか無い要素。
あるとないとで効率性が大幅に変わるわけで。


3つめ、
1つめ2つめの障壁を乗り越えても
10F台・20F台・30F台、で壁があり、そこを乗り越えられなかったってのが結構ありました。
要領良く進むと1時間もかからない序盤も、慣れないと数十時間かかって突破できないもんです。
攻略サイトとかスポイラーとか色々書いてあるので参考にできますが、
そのうえで自分でコツをつかめないとってゲームなのに
ミスって死ぬと最初からってのはなかなか厳しいです。
ただ、ここでバックアッププレイに手を出すと、飽きて止めることになるので推奨しません。
変愚蛮怒の場合は50F台が安定するようになると、
そのうち*勝利*できるようになるので頑張りましょう以上のことはなかなか。


○お勧めしたけどってお話
で、このゲームについては色んな人にお勧めしたものの、*勝利*級どころか
クローン突破クラスまでもっていけなかった。
ので、反省ついでにメモ。とはいえ、この手のゲームはとくにですが、
自らのめり込んで情報収集していくかどうかが重要なので仕方ないね。
あと、今だと、初期クラス選んでランダム構築ダンジョンを潜って、
色んなアイテムを手に入れて強くなっていくってゲームっていうと、
フリーソフトでは、Elonaになるのかな。
自分は、色々あってやる機会を逃してしまったのですが。*1



○自分がのめりこんだときのお話
普通の家庭用ゲームからの人なので、ドラクエトルネコ1って人。*2
道中で拾ったアイテムを駆使して一期一会なゲーム性に惹かれて
この手のゲームに入れ込むようになった。
最初に触れたPCのローグライクは、「Nethack」…ではなく、
「TOUR around the Dungeon フリーソフト版」初期職業とか選べるのが新鮮に感じたのである。
そのあと、「Nethack」を知り、ギミックの多さを楽しんでいた。全然進めなかったけど。
そのタイプのゲームで、「Angband」ってのがあるよってのを知って、
色々試す中で「変愚蛮怒」にたどり着いた。
変愚蛮怒は当時、カオスな世界観の割に最新の仕組みを取り入れていて、
道中で拾った装備を色々コレクションしてやりくりするようなことがやりたかった自分は
気がついたらのめりこんでた。
今考えると、同タイプのゲームは他にもあったと思うのだが、
低スペックのPCでも問題なく、フリーソフトの範疇で出来るゲームは当時他に知らなかったのが原因
幸いだったのか不幸だったのか。


○おまけ
不思議のダンジョンタイプでも、ポケモン不思議のダンジョン(探検隊・救助隊)は
ローグライク的戦闘システムを利用した泣きゲRPG」というカテゴリで
お勧め。今でも安く手に入るかは不明ですが。

*1:やろうと思ったときに、hjklyubn移動に対応していなかったのが一番の理由

*2:より正確には、トルネコSFC版の前にゲームブック版をやってる。まああれローグライクの欠片もないけどw