ドヤジのメモ帳

ドヤジのメモ帳

Dungeon Crawl

それからしばらく経ったある日、私の家に突然借金取りが押し掛けてきた。葬式費用がなかったのでとある者からその費用を借りたのだが、そこがひどい高利貸しで借金のカタで香典住居生活道具仕事道具をほとんど全て奪われてしまった…残ったのは、矢10数本、パン数個、有害な薬数服、謎な本、謎な地図、厚めのローブ…だけだ。
私は途方に暮れながら、宛が何もなく謎な地図の指し示す場所に向かっていた。道中、やることがないので謎な本を読んだり、暴漢になんか襲われたところ、そいつに先手必勝で殴りつけ、奴があわてて逃げていくところを矢を投げて気絶させ逆に食料を強奪したりした。かくして、謎な地図の指し示す場所についた。なんか洞窟がある。そこに私を救うなにか手建てがあるかもしれないと踏んで入っていった。そのときには食料はパン1個になっていた。
洞窟全体は異様なまでの殺気に包まれていた。ここでは殺さなければ生き延びれない。最初の好戦的なイモリ相手に血まみれになりつつ殴り倒しその死体から変な液体を作り出しながらそう確信する。しかるに両生類、爬虫類、ネズミなどを殴り殺す。その途中で謎の本に書いてあった棒切れを蛇に変える方法と薬を加熱して投げて爆発させ薬の成分を回りに拡散させて雲状にする方法を学ぶ。これにより、強力な怪物に対し、遠距離から有害な薬を投げつけてから殴り倒したり、蛇をけしかけて自分は傍観したり…することによりなんとか対処できるようになった。材料となる棒切れは大抵誰かが武器として持っているし、有害な薬は倒した死体から手に入るので今のところ供給には問題がない。さらに蜘蛛に変化する方法も学んだ。蜘蛛に変化すると普段着以外は脱げてしまい。着なおすのが面倒なので普段着の上に着るローブは着けないで行動するようになった。*1蜘蛛と雲を利用して並み居る敵をなんとか殺戮していく。危ないことは何度もあった。斧で切られたり、毒を食らったり、巨大棍棒で殴られたり、火炎を当てられたり、ハラペコな時に襲われご飯を食べる暇がない、など何度も死を覚悟し大変であったがなんとか地下7Fまでは探索し、道中さまざまなよくわからないものを拾う。今までとは違う荘厳な階段が見える。気になって降りようとする前に氷に包まれた動物が…私はさっき拾った火炎投射棒を数発振るい、水を沸騰させて投げつける、高温の水蒸気を浴び奴は雲散霧消した。
荘厳な階段を下りた。そこは殺気が感じられない。とりあえず私はそこを拠点して休憩することにした。

<水人の息子Oの手記1>*2

*1:直接は関係ないですが私(プレイヤー)はWizardryにおける無装備忍者も、「残念ながら」普段着だけは着ているものとイメージしております。

*2:水棲の民変異術師7Fで諸宗派の寺院を発見