ジークジオンリプレイ:連邦側視点より…
*1 *2
時はジオン公国がオデッサ基地から全面撤退する1月ほど前のこと。
ニホン・ナリタと呼ばれる地球連邦軍の秘密基地…その基地は、支援機ジムキャノンの量産に向けて試験的にジム工場を抱えた基地であった。
そこにジオン公国の1小隊が強行に侵入。
そのとき基地を防衛していた連邦軍の戦力は、
ジム*2,ジムコマンド*1,ジムキャノン*1,有線ミサイルカー*3,61式戦車*3,砲台*2,フライマンタ*2。
それだけではなかったのだが、連邦軍の発見が遅れたことと、運悪く別の任務でそれ以外は出払っていた。
しかし、どうやら侵入してきたジオン軍はドムが3体とグフが1体のみ。
こちらのジムコマンドとジムキャノンのパイロットはそこそこMS乗りの経験がある。
戦力的にはこちらのほうがやや有利、手持ちの戦力でなんとか追い返すことはできる…はずであった。
しかし、砲台車両航空機はあっさりと敵のMSに破壊され、頼みのMSも、ジムキャノンはエアインテークを撃ち抜かれ誘爆し、ジムコマンドはサーベルを抜いて待ち構えたところでバーニアを撃ち抜かれ誘爆し、1体のジムは突っ込んできたドムと衝突したところでMSを誘爆させずにコクピットだけを綺麗に撃ち抜かれ*3、もう1体のジムはバズーカを撃とうとした所弾詰まりを起こし気がついたら他の全ての部隊が壊滅していたため投降。
結果として、ジオン軍の攻撃開始から数時間後に全ての連邦軍部隊が全滅。基地は完全に破壊されてしまう。
あまりにもふがいない戦果から、連邦軍仕官はこの記録を完全に隠蔽し抹消。このことを知る人間も先のオデッサ作戦で戦死。全ては闇に葬られた。
だが、このことにより、ジムキャノンの生産が大幅に遅れることとなった。