ドヤジのメモ帳

ドヤジのメモ帳

Nethack

最近、私は日々の仕事に満たされなく、敬遠しつつある自分に気がついた。ああ、みんな幸せそうに生きているなあ、みんななかよさそうでうらやましいなあなんでぼくだけひとりぼっちなのだろうか。そもそも(以下5000文字ほど愚痴が続く)しかるに私はある噂を聞く。運命の大迷宮の中の奥深くに、イェンダーの魔除けというすばらしい魔除けがあるという。
その魔除けがどのような効力を持つのかは知らない、大変な財産をもたらすのかもしれないし、超人になれる効力があるのかもしれないし、歌をうたいたくなるだけかもしれない。
その洞窟の場所も噂に聞く。…なんとなぜか私の家から歩いて3分のところにその洞窟があるではないか!
私は衝動的にその洞窟に行って、そのイェンダーの魔除けを取ってこなければならない気がした。洞窟に行く決心をした次の日、私は洞窟探検のために懐中電灯でも買おうと近所のスーパーに行こうとした瞬間、何者かの啓示を受ける。その者はレディと名乗り、私にイェンダーの魔除けを捧げろという。そのかわり、それほど煩わせなければ困った時に助けてやろうという。そして、その者は仰る、電車に乗って、東○ハンズに行って、数十本のダーツを買い、さらにカメラとクレジットカードと大量の食料を持って洞窟に行きなさい。と
…なぜ○急ハンズなのか甚だ疑問ではあったが、私はその者の言うとおりにして支度を整えた。そして歩いて3分の運命の大迷宮に私は潜っていった。(そういえば途中で子犬がギャウギャウと殺気だって襲い掛かってきたがエサを放ったらなれなれしくなついてしまった。というハプニングがあったりしたが)


(中略)
私はそのへんで拾ったフレイルを振り回しながら、ふと落ちてる杖を拾い、指でEl…と書いてから杖で文字を書こうとした。すると…


あなたは望みの品を手に入れられる!


え?え?な、な、なんだってー!?これが、あの、願いの杖!?
えーと…


blessed +2 girlfriend…


うーん、そんなものは存在しないようだ。…どうやら存在しないらしい。って、私は何を!?


ともかく、生き残るために、祝福された充填の巻物祝福された+2銀色ドラゴンの鱗鎧、祝福された燃えない魔法を防ぐクローク、祝福された+2韋駄天の靴、祝福された+2フロストブランドをその願いの杖で手に入れた。


私は洞窟内にあるわき道のノームの鉱山を探索することにした。ちょっと屈強そうなノームがたくさん襲ってきたが、奴らの攻撃はぴかぴかの鎧がすべて弾き、奴らをフロストブランドが巻き起こす吹雪で氷結させる。一気に敵がいなくなった気がする。素晴らしい!

その後、私は落とし穴に落ちた。よりによって凶悪なトゲトゲつきの、しかもそのトゲトゲには毒が塗られていて、非常に運の悪いことに、その毒は私にとって致死量だった……