ドヤジのメモ帳

ドヤジのメモ帳

XAngband

ふと、夢を見ていた。
楽しそうな祭りが行われている夢だ。しかしちっとも楽しくない。
祭りの中枢から外れ孤立する自分が見える。
無理して楽しもうと多少の努力をするもやっぱり楽しくない。
何か、いえ、いくつか致命的な問題があるのだ。
自己。他者。他勢。幻像。その裏側に隠された影。聞けるだけの影と光。
だが、それを見極め颯爽と素通りする気概なく影のみを負おうとする。愚かな。-more-


鬼神のファイター、彼はいくつかのことが全く出来なかった。
その一つが罠を見つけ出す能力。普通ならすぐに最も安易な解決策が手に入るのだが、それがなかなか手に入らない。
そういう場合に取る方法はいくつかあるが、彼が取った方法とは、勘でたまたま気づく以外は、罠はないものとして行動することである。


うん、うん、罠はない。よし次。うんうん、ここもないね、あ、ここはあった。あぶな。次、ここも、ずぼっ…


焦る。しかしほどなくこの問題は解決された。冷静に考えればこんなことはまだ些細なことだ。
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