ドヤジのメモ帳

ドヤジのメモ帳

Dungeon Crawl

獣の棲み家の最深層である10Fまで制圧したことで、意気揚々とメインダンジョンを下るお前、『ハイエルフの狩人』だったが、そこには強敵が待っていたのである。


骸骨戦士である。グレイブなどの重装備を好んで使ううえに非常にタフな強敵。
必死に弓矢を連射するが、手ごたえがない。腕力強化の薬も飲んだがどうにもならない。
奴はアンデットなので毒は効かないし氷と負属性のワンドは効果がない。ちょうど猛火のワンドは回数が切れていた。


倒せそうにない。それに骸骨戦士は群れで現れるのだ。どこかに新手がいるはずなのである。仕方なくお前は撤退する。
メインダンジョンが骸骨戦士によって塞がれてしまったので、他の道を探す。毒耐性装備がまだないので他にいけそうなところは…オーク坑道、そしてそこから繋がるエルフの大広間しかなかった。
エルフの大広間は魔法使いが多いため危険であるが、選択の余地はない。


オーク坑道、開けていて敵の数が多いが、獣の棲み家の10Fまで制圧したお前なら十分戦える。
毒吹き矢と弓矢を駆使して最深層まで制圧。エルフの大広間はオーク坑道3Fにあった


エルフの大広間に入っても同様の戦法で戦う。ここの敵は遠距離戦が得意だが、お前も遠距離戦のほうが得意だろう。
だが、ここでひとつの問題に悩まされる。敵の魔法である。耐性は炎と氷に1段階ずつあり、負属性と電撃属性の魔法は命中率が低く、だいたい回避できている。食らうダメージ的にはなんとか問題ない。
それよりも問題なのは奴の魔法でこちらのアイテムが拾うそばから壊されてしまうということである。
焼夷の炎がとくにやっかい。1ターンごとにお前とお前の持ち歩く巻物を燃やす炎がこびりつき、それが数ターン続く。
おかげで、オーク坑道突入時に、いろいろ合わせて20枚ほどあった巻物が気がつくと、拾った分を加えても5枚ほどに減っていた。


<8:ダンジョン10〜11F、オーク坑道2〜4F、エルフの大広間1F>