ドヤジのメモ帳

ドヤジのメモ帳

Dungeon Crawl

ふと「粉砕」の魔法が使いたくなった。
そこで、地の精霊使いでスタートする。
種族は魔法詠唱能力から泥エルフをチョイス。


「粉砕」への道は遠い。地と変異のLV9魔法、両方をバランス良くかなり鍛えないと使えない。
まず、「砂の突風」、この魔法は射程が短すぎるのが難点だが、中盤まで大活躍する。石を手に持てばLV1の魔法にしてはかなりの威力をほこるからだ。普段はゴミである石ころが貴重な弾丸だ。石ころは最初余りもっていないのでできるだけ温存する。
次は、「石錐の矢」…は覚えてもできれば使いたくない。でもこの魔法は射程こそあるが、命中率も威力も乏しい割にMPも腹もしっかり減る。他の攻撃魔法、「魔法の矢」や「火炎の投射」や「毒針」など、のほうがコストパドーマンスが優れているからそっちを使いたい。魔法書が拾えればだが。
そこそこ育ったら、「リーの瞬間解体術」を覚える。癖があるがかなり楽しい範囲攻撃手段。
…通常の遠距離攻撃では狙えない位置を攻撃できることがあるのがこっそり便利だが、正直LV5にしては威力に問題があるし砕く壁が必要なのでなかなか使いにくい。


シフ様を信仰するので、魔法書はじきに揃う。…といっても1冊目、恐らく大地の魔法書か小変異の魔法書だろう。もなかなか貰えない。そして、ここで大地の魔法書をもらったとしても、「粉砕」を扱うには早すぎる。大地の杖を用いても(というか用いないとほぼ無理だが)スキルが足りなすぎるだろう。
それ以外の魔法をいろいろと模索。
射程に難があるが威力は高い「鉄塊の矢」、動きが遅くなるが高い火力と防御力を誇る「石像の躯」
折角変異を鍛えるのだから、どうせなら「ドラゴンの躯」も使いたいよねということで炎も鍛えるべく
命中率も射程も難があり猛火の矢と比べるとかなり見劣りするが、しっかり貫通し低レベル魔法と比べると威力が段違いな「溶岩の矢」とか、地の精霊を呼び出しついでに1マス穴を掘れる「精霊の召還」など…


遠い道のり。その過程を乗り越えられず憤死する者が続出する。
ある者はMP切れたところをこうもりから逃げられず噛み付かれ死亡。
ある者は幽霊の冷気の投げつけられ死亡。
ある者は見えざる恐怖からの撤退戦、やけくそで撃ったファイアボールワンドで自滅して死亡。
ある者は石像の魔法を使いこなし、かなりいいところまで進むも人食いヤクを倒しきれず死亡。