ドヤジのメモ帳

ドヤジのメモ帳

キャメロットを覆う影

僕はアーサー王と円卓の騎士の話は知らないのだが、ともかくそのお話を舞台とした
みんなで協力して悪の軍勢の脅威に立ち向かうゲーム。
さまざまな脅威に対して解決すると正義側の得点、解決に失敗すると悪側の得点となる。


このゲーム、自分の手盤にまず悪の軍勢の行動として(1、自分のライフを一つ減らす。2、悪いイベントしか起きないカードを引く。3、12個溜まったら即ゲームオーバーなカタパルトを置く。のどれか)嫌な3択の中からひとつを選ばなければならない。それからやっと自分の行動ができる。


ので、全体のことを考え、最善の「悪の軍勢の行動」を選ばなければならない。
ライフは4つしかないのでいちいち自分のライフを削っているわけにもいけないので難しい。


しかも、プレイヤーの中に悪の軍勢側の裏切り者が「いるかもしれない(いないかもしれない)」のがミソ。
裏切り者は裏切り者で、正義側に告発され当てられると正義側の得点になってしまうので、それはそれで立ち振る舞いが難しい。(告発は貴重な1行動使う上に、間違えると正義側の得点が1つ、悪側の得点になるので告発するのも難しいが)


そんな感じで正義側の得点と悪側の得点が合計12点以上になったとき、正義側の得点の多ければ正義側の勝ち。
そうでないか、その前にカタパルトが12個溜まるか、プレイヤーが全滅すると悪の勝ち。というゲーム。




初回プレイは裏切り者なしで7人でやったら、苦労しつつも正義側の完全勝利で終わってしまったので
2回目は6人プレイで裏切り者をいれてみる。(6/8で裏切り者が出現する)そして誰もアーサーを選ばないw


…そして、俺は裏切り者を引くww


とりあえず最初は全力で善側に協力。というか当たり前だが善側は全力で正義のために行動するので、ちょっとでも不審な行動すると怪しまれてしまう。
カード溜めてピクト人のクエストを2人がかりで速攻で終わらせる。正義側1点獲得。
そこで疑われる。告発失敗のペナルティは正義側の得点がなければないからである。(あーばれましたかな?)


それはそれとして告発は(最初にカタパルト6つ置いてノーリスク告発をしたプレイヤーがいたが、運よく別の人を指名してくれた)誰もしてこなかったので、引き続き善側に全力で協力。悪の軍勢の行動フェイズにもライフを消極的ながらも選ぶ…


事故でランスロットの鎧が失われ悪側1点という不幸(幸運)はあったものの、ことは順調に進み、黒騎士との決闘に勝ち、サクソン人の襲撃に誰かが勝利ボーナスカードを使ったうえで撃退し、合計3点獲得。
あれ、この調子で協力していると、普通に正義が勝ちそうな気がしてきたぞ。
裏切り者はばれずに生き残れば最後に正義の得点2つを悪の得点にできるが、それでも正義が勝つんじゃ意味がないし、どうも普通に怪しまれてる気がするし…そろそろ動かないとなあ。…カタパルトが溜まってきてるからチャンスではあるんだけどねえ…うーん。


って感じで迷いつつも、そこはライフを減らせよってタイミングでカードを引いたらマーリンさんがビビアンに捕まるwここで大ブーイング。あ〜、そろそろ告発されそうだ。


でもどうもそんな暇がなかったのか1ターン告発が飛んでこなかったので、あからさまな感じで偽の告発を行い減点。もうバレバレである。裏切り者がほぼ明らかになったので周りの結束が高まる。
周り:「みんなで協力してキャメロットを護るぞ!」、周り&俺:「おう!」、周り:「いやお前は帰れw」


しかしそんななか、エクスカリバーが泉に沈み、悪側に3点加算、しかも一人がそのせいで泉に飲み込まれ死亡w。
あとはやりたい放題。黒騎士に挑みかかりながら、俺:「いやードラゴンを倒さないと…w」、周り:「そこにいるのはドラゴンじゃなくて黒騎士だww」って感じ。


カタパルトが10個も溜まり、周りのライフは全員1という状態だったので、告発という行動をしている暇がなく、カタパルトを壊すのに専念する正義側。しかし運悪くカタパルトを壊すのに失敗し次々と倒れる騎士たち。
そんな感じでカタパルトが11個の状態で俺のターンが来てカタパルトを悠々と置く。
キャメロット陥落。正義側の敗北である。(悪側&俺の勝利)


実はそこでカタパルトを破壊して聖杯を探索を成功させて僕を告発されていれば正義の勝ちだったのだが。惜しかった(危なかった)


俺:「いやードラゴンがさぁw」、周り:「いいかげんにしろw」、俺「フヒヒサーセンw」、周り:「しねよww」って感じで終わりましたw


最後に、こういうタイプのゲームは疑い合いや裏切り者が一人孤立したりで険悪な雰囲気になりやすいのがネックですが、今回は周り見ている感じ正義側の敗北とはいえ、またやりたいって感じで終わったようなので
そういう意味でも良いゲームになってよかったなと思う。