ドヤジのメモ帳

ドヤジのメモ帳

Through the Ages

スルー・ジ・エイジ…ボードゲームシヴィライゼーション
古代から近代にかけて、文明を追いかけながら繁栄させていく壮大なゲーム。


買ったのは昨年12月だが、これまで遊ぶ機会がなかった。
で、なんとか4人で遊ぶ機会がつくれたのでやってみた。なお、全員初プレイ。
最初は初級で慣らしてからやりましょう的なことがマニュアルにも書かれているが
初級ルールだとプレイヤー間の干渉がほとんどないので、せっかくなら上級ルールでやりたいよね。
ということで、いきなり上級ルール。ちなみに上級ルールでは6時間以上かかる。


序盤は、空中庭園建てたプレイヤーがわずかに有利ながらほとんど差もつかず進む。
中盤から、徐々に、戦闘重視や、科学力重視など、それぞれのプレイヤーごとにスタンスの違いが少しずつ現れる。
それぞれの文明なりに苦しい(とくに科学力遅れた文明は)部分はあるものの、
各文明間でさしたる衝突もなく、平和に進む。


そんななか、一人のプレイヤーがエッフェル塔と文化力ボーナス生む指導者を召抱え、文化力突出して他プレイヤーの倍に。
これは許せん。ということで、他文明に妬まれ目の敵にされる。
そして、ちょうど現代歩兵を開発したところだった一人のプレイヤーが戦争カード使用。
が、戦争カードは攻撃側に行動コスト発生&防御側に対策練る時間&防御カードあり、と、仕掛ける側にとって圧倒的に不利。
結果さしたる結果も得られず、戦争を仕掛けた側と仕掛けられた側は、どちらも疲弊するだけに終わる。
…1回じゃだめか、とそのプレイヤーはもう一度軍事力を整えて再度戦争カード使用。だが、またもや同じ結果に。
残りの2文明は戦争を仕掛けられて弱ったところに豊かな文化力を持つ国に襲撃カードを使用し、
文化点*1を少しずつ奪っておいしいところをもっていく。


さて、そこで時は現代へ。
このゲームは各プレイヤーが1ターンごと襲撃や宣戦布告カードを使用しなければ
イベントカードを1枚埋めることができ、そうすると、前に埋めたイベントカードが発動する。
で、ゲーム後半に登場するイベントカードは全てがとある条件でボーナス得点をもたらすカード。
そして、ゲーム終了時は、埋まっている全てのボーナス得点をもたらすイベントカードが発動する。
そこで、それらのボーナスカードで中盤から沈んでいたプレイヤーが大躍進。
例えば、鉱山生産力分ボーナスというカードがあるのだが、
そのプレイヤーは、石油鉱山に10人置いていて50点など、もろもろで100点以上稼いでいた。
で、そのプレイヤーの勝利。
ちなみに戦争を仕掛けたプレイヤーは4位、仕掛けられた豊かな文化力を誇っていたプレイヤーは3位。
戦争は悲しみしか生まない。


いろいろと、研究の余地がありそうである。
が、いかんせん丸一日かかるので、次に遊べるのはいつになるんだろう?
なんとか丸一日で終わるってことはわかったんだけどね…

*1:なお、「文化点」がこのゲームの得点。「文化力」が毎ターン得られる「文化点」の量を表す。