ドヤジのメモ帳

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18XX(1830)

ついに1830を手に入れたのはいいのだが、なかなか遊ぶ機会がなかった。
で、こないだようやく遊ぶ機会を作れたのだ。


今回、全プレイヤーがほぼ初プレイのため、誰も勝手がわからず。
5人プレイだと、最初のお金の使い方次第では、会社を自力で設立できないので
何考えてるかわからない他の経営者に乗らざるを得ない状況となって苦しい。
最初に設立されたのは、C&O、CP。
続けて、それらの収益などを元にPRR、B&O、ちょっと遅れてNYC
郊外路線が先に設立されて、中盤までニューヨーク近辺の鉄道会社がなぜか全く設立されず。


3列車の時代となり、手持ちプライベート会社を倍値で売り払ったPRRを経営していた人が
2社目としてB&Mを設立。このあたりで4列車の時代となっていた。
ここで、B&Mの株が筆頭以外で20%持っているプレイヤーがいて、ちょうど良い株の購入手番だったため
PRR社を経営していた人はその手番で、設立したばかりのB&Mから4列車を1$で買い、
そして次の株式ラウンドでB&Mを全売。
NYCを経営してた人に、お金はちょっとあるよとかいいつつ列車の無いB&Mを押し付けた


このあと、NYNHとERIEがそれぞれ、CPの経営者とB&Oの経営者によって設立。
このあたりで、5列車がなくなって6列車を買う段階、そしたら、
6列車を買われたことで3列車が吹っ飛び、B&OとERIEを経営していた人の鉄道が全消滅。
今までトップを走っていたはずのB&O経営者は6列車とD列車を大金払って買う羽目になり、
破産こそ免れたものの、トップ脱落。
で、D列車の時代になり、5列車以降を持っていない会社の経営者がアップアップ状態。
少なくとも2人が4列車しか保有していない会社を経営しており、その人はもう1社経営していたものの
もう1社も5列車1台のみなので、ターンが回ってきたら破産か延命措置のうえ収益ゼロのどちらかの状態。
で、先に回ってきたプレイヤー(NYCとB&Mの経営者)がターンの都合上、が破産してゲーム終了。
計算してみたら、なんと次のターン回ってたら同様に破産してたはずのプレイヤー(CPとNYNHの経営者)の勝利。
いろいろ手違いとかなければ、C&O経営者の優勢。もしくはB&O経営者の優勢だったかな。
よくわかりません。


遊んでみた感じ、前やった18TKと比べ、
要素が少なめでプレイ時間短く簡単かなと思ったのですが、
使える路線タイルも少なめで、破産しやすいので、
いろんな会社を経営して鉄道路線網を引く楽しみよりも
いかに他人を出し抜くかという要素が前面に出やすい感じがした。
それだけに、自分の意志を強く持つことが大事なのかなと。
どんなゲームにも言えることなんですが。


ルールが複雑でわかりにくい分、やるべき手・やっちゃいけない手の判断がつきにくく、
結果、致命的なミスで負け確定になったり、熟練者の指図のまま、退屈で勝てない展開に付き合わされる。
みたいなことが起こりやすいかなと。
で、アクワイアがホテルのクソゲーなら、1830は鉄道のクソゲー、なんてことにもなり得るなと感じた。
とはいえ、長時間ゲーにも関わらず熱心なファンが多数つくゲーム。
それだけの面白さ・バランスの練られ具合があるゲームには感じた。


あと、1830では未設立の株式も2ターン目以降なら売却可能とか。
列車を購入した結果、時代が進んで列車保有制限により列車を手放した場合、
その列車は定価で市場に並んで購入対象になるとか。
また、列車保有制限台数いっぱい列車を保有していた場合、
そもそも旧式列車を破棄するためでも、新式列車を買うことができないとか。
時代更新による運行ラウンドの回数更新は次の株式ラウンドの後から適用とか。
いろいろ持ち込んだ和訳に書いてなかったところわかりにくいところで、
ルール違いがあったっぽい。今度ちゃんと遊んでみたいところ。