ドヤジのメモ帳

ドヤジのメモ帳

Dungeon Crawl

私はオークの鉱山をさまよいながら懸命にオークの騎士相手に逃げ回っていた。
頑丈さと一撃の重みを併せ持つ強力な僕である私の水晶のゴーレムとはそこではぐれてしまい、奴と戦うには自分の力で戦わなければならないが、奴は正面から戦うのは危険な程度には強い。
私はデッキを手に持ち、カードを引く。ウガー!
凶暴化したのはいいが、手に持つデッキを斧に持ちかえるほどの頭が働かない。私は凶暴化したまま遁走した。
そして再び、奴と対面。カードを引く。ウガー!…


肝心のオークの騎士は、途中で拾えた怒りの護符の力で排除したものの、そんなことを繰り返していたので、手持ちの食料が乏しくなってきた。
…困った。と思ったら、私は装飾品を扱うお店を見つける。中では、なんと悪食の護符と耐毒の指輪が売っている。
まとめて付ければ、空腹時でなくても倒した敵の肉を、毒のある肉でも、食べられるようになる。これで食いだめをしながら進めば食料には絶対に困らなくなるのだ。
私はまとめてそれらを購入する。だが、これで食糧問題が解決と思ったら、早く食いだめをしようと焦ったのか敵を倒すときに力が入りすぎてしまい倒す敵の死体が気がついたら粉々になっていて、肝心の食べられる死体が見つからない。
もっとも、すぐに適切な力の入れ方ができるようになり、私は満腹になった。


道中、オレンジの像を発見。奴は私を混乱させ、その隙に私の知能めがけて攻撃を加えてくる危険なオブジェ。
見たら早急に逃げるか、それとも早急に壊さなければいけない、悲惨な死に方をしたくなければ。
私は幸いなことに分解のワンドを持っていたため、それをオレンジの像めがけて振る。オレンジの像は金切り声をあげて砕け散った。


先に進むと巨大な一つのダンジョンとなっているほどの蜂の巣を発見。
1Fだけ見て回る。耐毒の指輪のおかげで斧をなぎ払うだけでバタバタと蜂が死ぬ。
…とは言えない程度に蜂は一斉に襲い掛かってきて強かった。怒りの護符の力で蜂を殲滅するが、この護符の力に頼るのは危険。この奥に進むのは後にしようと思う。
ところで魔法の地図の巻物を拾う。これがあれば、1Fで行き止まりになっていた獣の棲み家の地形がわかるので、なんとか掘削して先に進めるかもしれない。


獣の棲み家1Fの地形感知。壁に隔たれた先に空間と階段を感知。私は分解のワンドで壁を壊し、先への通路を確保した。