ドヤジのメモ帳

ドヤジのメモ帳

Dungeon Crawl

弓だけでなく剣と電撃と火炎の幻出を駆使して戦うようになったお前。
その戦い方は『ハイエルフの狩人』というよりは、ハイエルフの魔法戦士、といったほうがふさわしい気がする。
両方こなせてかっこよさそうな名称だが、実際は打撃も魔法も中途半端で決定打がない微妙なキャラであることが多い。
その代表的な人物は……むかしむかしサマルトリアというお城に一人の王子がいて(略)


ダンジョン23F、モンスター感知によると、やたら強そうに見える敵が目立つ。そこには銀の像があった。
銀の像は、どんどん悪魔を呼び出す危険な悪魔のオブジェ、即座に破壊する。
そして、そのような危険なものがあるということは、ここは特別な地形、Vaultと呼ばれる地形、である可能性が高いってことだ。


そして予想通りだった。まずストーンジャイアントが襲ってくる。と思ったら、ゴールドドラゴンに姿を変えた。
面倒なことに暴走した変身能力者である。
決定打のないお前には非常に辛い相手、ダメージを与えるそばから次々と変身して休息に回復していく。


長期戦、中では変身能力者がゼリーに変身したものと思わしき「何かを食べるような音」がする。
お前が得るはずのアイテムの束がなすすべもなく食べられていく嫌な音。だがお前は目の前のストーンジャイアントを倒すだけで精一杯でどうしようもなかった。
このかなり大きなVaultだったので、別の部屋に置かれていたアイテム、それも結構の量、は残っていたが、それでも結構悔しい。


それで腹いせというわけではないが、地獄の入り口がちらほら見かけるようになったので、乗り込んで門番から銀の角笛と、門番の経験値(こっちのが目的)を奪っておいた。
その奥には進まない。危険すぎる。せめて今の3倍の火力が欲しい。


<19:ダンジョン23Fまで、地獄入り口まで>