ドヤジのメモ帳

ドヤジのメモ帳

ボードゲームの箱から考える直感的なわかりやすさ

こないだふと思ったこと。
トイ○らスとか、ヨド○シのおもちゃコーナーとかに並べられているアナログゲームを見て、
結局『人生ゲーム』やキャラもののスゴロクベースなゲームとかばかり置いていて、
面白そうに見えないしチープなデザインで雰囲気も良くは感じないなあ。と思いながら見ていたわけですが、


ふとここで、考えてみると、箱から得られる情報から、
どんなゲームでどのコンポーネントをどう動かして何をすれば勝ちになるのかが直感的に想像がつく。
それって、むしろ輸入ボードゲームにはない日本のボードゲームの優れた点なのでは?と思ったわけです。
…その内容の良し悪しは別として。


そして、輸入ボードゲームを取り扱うお店で売っているゲームを思い出し、
箱を手にとって、どんなゲームかイメージできるのかということを、冷静に客観的に考えると、
何がなんだかさっぱり、そもそもボードゲームであることですら認識できないかも?と思ったわけです。


私にとっては、箱から感じ取れる重厚さから、輸入ボードゲームのほうがカッコよくて良いと思いますが、
それは、私が輸入ボードゲームに慣れ親しんでいるからであって、直感的なわかりやすさという観点からは、
日本のチープで面白くないボードゲームのほうが残念ながら優れているのでは?と思ったわけです。
そして、両者の値段を比較すると、輸入ボードゲームのが高い。
自分が理解できて安いほうと、理解できない高いほうと、どちらを選ぶかと問われたら答えは言うまでもない。


例えるなら、外で食事をしましょうってなったときに、
ショーディスプレイに食べたい品のイメージが乗ってて、普通な品揃えのファミレス的な方と
いかにも近寄りがたい雰囲気のお店でメニューもナントカ風ほげほげとか文字だけで書かれている方と
普通の人はどちらを選びますかというお話。


かといって、輸入ボードゲームを、トイ○らスとか、ヨド○シに並んでいるような
わかりやすいコンポーネントにリニューアルしたところで、
ゲーマーからはチープになったと思われるわりに、そんなに裾野が広がるわけでもなく、
結局ドンキで1000円で叩き売られるようになるだけだったりするのですが。


ボードゲームというと、99%の人は『人生ゲーム』みたいなもんを想像します。
ボードゲームを日常的に遊ぶ人間にとっては、あんなもんゲームじゃねえとすら思っているわけで、
ボードゲームを趣味としている自分としても、あんなもんをやっていると思われたくないわけですが、、
他の適当な例もない*1ためいろいろと説明をするのにも困難を極めてだるいので、
もっとまともなボードゲームを啓蒙していきたいと思っているわけですが、難しいなあ。

*1:カタン』ですらほとんど知らない。『モノポリー』ならわかる人は多いけど。ただ、私的に『モノポリー』は旧時代のゲームでぶっちゃけ今となってはクソゲーだと思うので説明例に使いたくない。